独断と偏見で選ぶ、コレはバズるぞ!なアーティスト2019(後編)
どうも〜バズリズムで〜す。
今日も今日とて売れそうなアーティストを紹介していきますよ〜と。
(そろそろ怒られる)
前編書いた後に「もしかしてこれ需要ないんじゃないか」と思って
「ネクストブレイク バンド」で検索してみたんですよ。
その結果。
開口一番10年近く前に旬が過ぎたバンドを紹介してるブログやら、解散したバンドとヤバTを推してるNEVERまとめを見つけてしまいました。
ネクストブレイクとは。
せめて自分だけでもまともな記事を書かねば(使命感)
もちろん皆さん前編も読んでくれたと思うのでサクサクッと本題行きます。
前編はコチラ↓
今回はベスト20。
インディーズなら数年以内にメジャーデビュー、そしてデビュー直後のアーティストならMステ出るかも?って布陣を揃えました。
20〜15位
下手したら爆発的に売れるかも?ゾーン
majiko
歌い手って1000人に1人くらいの確率でプロ顔負けの歌唱力を秘めた人がいるんですよ。例を挙げるなら藍井エイルとかMARiAとかりぶとかGero辺り。
そんな界隈の中でもひときわ表現力・歌唱力に長けた歌い手がまじ娘だった。
「命を削って歌ってる」なんてよく言いますけど、それ言うならこれくらいじゃないとね。
イチオシです。
名古屋発の超実力派。
出るリフ出るリフ全てが格好いいって中々ないっすよ。
しかもこれスタジオライブね。安定感がすごい。
ナヨナヨ系バンドだらけのシーンに全力で殴り込むゴリゴリの武闘派。
サスフォーをどうかよろしく。
kobore
突如として始まったマイヘアブームによるロックシーンの変容。
「お前じゃホックもろくに外せねえだろ」って感じの童貞感素人感満載のバンドが蔓延り、メロディーそっちのけで生々しくてわかり易すぎる余白の無い歌詞を貼っつけてポイするのが最近のトレンドですが。
その流行りに乗りつつ、唯一それをものに出来るんじゃないかなと思うバンドがありまして。
それがコチラなんですけども。
いかがでしょうか。koboreって言うんですけど。
このバンドだけは、歌詞とメロディーが合ってるんですよね。
君に会いたいって切なさがメロにしっかり出ててしっかりエモくなります。
最近全国流通して、フルアルバムを出したんですけど、そのアルバムから1曲お聴き下さい。
正直、この曲が僕が彼らを応援する理由の全てです。
メロの良さはもちろん、歌詞も熱が込もってます。
追記:2020年メジャーデビュー
洋楽か?これほんとに邦楽か?ボーカルは菅田将暉か?
バカ野郎。菅田将暉はこんな内股で歌わねえよ。
今一番洒落てるアーティスト。ほんと一聴しただけじゃ洋楽と勘違いするんですけど、よく聴いてみて。洋楽にはない「邦楽特有の気持ちよさ」、ありませんか?
サビの跳ね方とか、縦ノリ出来るとことか、落ちサビ用意してるとことか。
多分FiNOの曲は「にほんじんがかんがえたさいきょうのようがく」って言えば一番伝わりやすいかな。
洋楽あんまり趣味じゃないけど気持ちいい音に包まれたい!って人、FiNOの虜になってみませんか?
ネクストブレイクと称されて早3年。
いつ売れんねんおい。
ボーカルの歌唱力、メンバーのルックス、演奏力、そしてサウンドプロデュースはいきものがかりのブルーバードを編曲した江口亮…どこ取っても抜け目ないのになんでこんなに燻ってる?
長考の結果、リョクシャカの「弱み」って歌詞だと気付いたんです。
思えばリョクシャカの曲で毒を感じた事がない。
今売れてるバンドって99%は黒くてゲスい歌を出してて、なおかつそれが人気だったりするんです。(ちなみに残りの1%は髭男。あれくらい音楽性にフックがあったら毒無くても売れる)
という訳で、長屋晴子には色んな人から裏切られて欲しい。
そしたら歌詞も自ずと深くなる…はず。
15〜10位
Mステ出演も夢じゃないゾーン
mol-74 (モルカルマイナスナナジュウヨン)
このバンドのこれからを考えるにあたって重要になってくるのが「どちらに転ぶか」なんですよ。
モルカルがサブカル邦ロック好きに認知されたのって、絶対「%」の影響なんです。
「パッとしないこの世界を変えよう〜」ってキャッチーなフレーズと高速クラップ。
そこでファンを掴んで「エイプリル」というモルカルらしさを全面に出した名バラードを出した事で一気にファンが増えたわけで。
つまりメジャーに行った後も%→エイプリルみたいなドラマを展開していかなければならんのです。ずっとSaiseiみたいな曲出してても売れんのです。僕は好きだけど。
今春、セルフタイトルのフルアルバムでソニーからメジャーデビューしますが、モルカルにはよりポップな曲を追求しながらも、今まで築いてきた個性も失わないで欲しい。
(くれぐれもLILI LIMITみたいな脱線の末に解散というシナリオだけはやめてくれマジで。LILI LIMITが解散してすぐモルカルのメジャー決まったからめちゃくちゃ不安。しかも同じソニー系列。穴埋めとしてスカウトされた可能性すら微レ存。頑張れモルカル。いつかライブ行くぞ。)
the shes gone
声が最強。全日本甘い声選手権グランプリ。
こんな声で「甘い記憶〜♪甘い記憶〜♪」なんて歌われた日にはもう甘すぎて溶ける。
サブカル野郎ぼく「こんな甘い声の持ち主、どんなルックスしてるんだろうな〜、きっとイケメンなんだろうな〜」
「想いあい」MVポチー
Aメロぼく「なかなか顔出てこないなー…でもいい曲〜」
サビ直後ぼく「ここで来ると思ったのに来ない…?まあいい曲だからどんな顔でも許せるけど」
サビ後半ぼく「おおっ今ちょっと映った!!なんか思ってたのと違うけど許せる!!」
これがシズゴの生存戦略。
音楽語る上でルックスなんて1ミリもいらないんですけど、残念ながら今の業界はブスだと売れない。
ならば圧倒的な楽曲とイケメンっぽい雰囲気で畳み掛ければいいことは米津玄師が証明している。
1サビ後半という絶妙なタイミングで顔を出すことで「楽曲のファン」を獲得していく策士。素晴らしい。
(顔面SHE'S、歌声the shes gone、楽曲back numberで売れば最速で東京ドーム埋まりそう)
焚吐?あ〜知ってる知ってる!笑
名探偵コナンの人でしょ?ほら!みやかわくんとコラボしてた!
…タイアップとは恐ろしいもので、作品に寄り添った曲をたった一作品提供しただけなのに、世間から見ればまるでそれが全てのように捕えられてしまう。
焚吐なんかその最たる例だろう。
「いちにのさんで合図して〜♪」が焚吐のパブリックイメージなのなら今すぐに変えるべきだ。本当の焚吐はこう。
この曲の歌詞は全て実体験でできている。
他のアーティストに例えるのはアレだけど、「青いamazarashi」と言えば一番しっくりくるかもしれない。
独りがふたりでつまり独り
たとえ100あれど同じことだ
ここなんか秋田ひろむが歌っててもおかしくない。
それくらい焚吐は闇を抱え込んでいる。
みやかわくんみたいな半アイドルとは住んでる世界が違った。はずだった。
彼とコラボして焚吐が変わったのは、ファンならば誰もが気付いたことだろう。
今まで人前で笑わなかった焚吐が、徐々に世間に心を開くようになった。
それと反比例して楽曲が病んできた。今まで抑えてたんだろう。
いつか彼の努力が報われる日まで、陰ながら応援していきたい。
新世代のシンガーソングライター8割型闇抱えてる説を提唱していきたい。
その声からは想像できない社会風刺と棘のある曲が武器の美波。
先日、ビクターエンタテインメント内のアニソンレーベル「flying dog」からメジャーデビューしたのだが、彼女をアニソンアーティストで終わらせるには役不足すぎる。
早速1stシングルのカップリングで今までインディーズで出した代表曲を全部入れる(しかもバージョン違いで1曲違う曲封入)という暴挙に出た挙句、そこまで売れてないという最悪のマーケティング。早いとこ抜け出して欲しい。オーディションで通ったんだから無理なんだろうけど。
追記:2020年、ワーナーミュージックに移籍しました。なんとなくそんな気がしてた。
したものの以降全く音沙汰無し。どうなってんだ…
去年のうちにMステ出ると思ってました。
普通のJ-POPのようでいて要所要所に入れてくる絶妙な違和感。
洋楽に多大な影響を受けているらしく、リスナーとしても、邦楽を聴いているのに「なんか違う」、謎の感覚をもたらしてくれる稀有なアーティストだと思う。
Official髭男dismと双璧を成す新世代型ポップ。
人は選ぶがハマったら抜け出せない。一聴の価値はアリ。
10〜6位
世間の目に付くまで秒読みゾーン
マカロニえんぴつ
今から4年前、YouTubeを漁っていると、いかにもサブカルチックな、女性の顔ドアップのサムネで視聴を煽ってきたバンドがいた。「どうせ四つ打ちだろ」と思って見てはみたものの、四つ打ちではなかった。そこまではよかった。
ボーカルの見た目が茶髪マッシュで、なおかつ歌い方がクリープハイプの尾崎世界観みたいで、まったく楽曲が入ってこなかった上にドン引きしてしまった。それ以来全くといってもいいほどこのバンドを聴いていなかったし、むしろ敬遠していた。
だが最近になって、またこのバンドの人気が上昇してきたというじゃないか。
嘘だろ?「鳴らせ」だけの一発屋だろ?あんなのハマるやついるのか?とまで思っていた。
聴いてみた。
おいおい、なんだよこれ。
俺の知ってるマカロニえんぴつじゃねえ。
俺の知ってるはっとりはこんな名曲書かねえよ。
この期に及んで四つ打ちで泣ける曲作ってんじゃねえよ。
何かの間違いだ、そう思ってもう一度「鳴らせ」のMVを見てみた。
やっぱMVは尾崎世界観と川谷絵音のハイブリッドだった。
でも目を閉じて聴いてみると、昔からマカえんはクオリティの高い楽曲を作っていた事に気付いた。
聴かず嫌いは悪、聴いた上でルックスで拒否反応起こすのも悪。
以上がマカロニえんぴつを見てきて学んだことです。
追記:2021年、トイズファクトリーよりメジャーデビュー。
CVLTE (カルト)
本当のことを言うと、彼らの事はまだ誰も知らないでいてほしい。
いずれまたここで紹介するからその時に見にきてほしい。
一つだけ言えることは、筆者と同年代で、ボーカル、ドラムはまだ未成年だというのに、個性の塊みたいな楽曲を世に残せる凄さ。邦楽でこれをやっちゃう強さ。
畏怖と尊敬と嫉妬で腸がぐるぐるしてます。
これはもう以前紹介したのでいいでしょう。
今、一番売れて欲しいアーティストです。
ハマったら速攻O-WESTワンマン申し込むんだぞ。
「花火の魔法にかかってしまえ」
ラジオを聴いている人や、スーパーなどで買い物してる人は多分聞き馴染みのあるフレーズ。
一聴で耳に焼き付くほどに、彼女の楽曲は魔法。
新曲もこの上なくキャッチーなので必聴。そのうちドラマの主題歌やるよ。きっと売れるよ。
これでミレイって読むらしい。初見殺しな所はAimerに通ずる。ソニー系アーティストあるある。
この曲はONE OK ROCKのギター、TORUがプロデュースしたらしい。
天才、天才と巷で話題だが、きっとブームは一瞬。
それがソニー系アーティストの宿命。
時代を席巻したAqua TimezやORANGE RANGE、シドですら空気にしてしまうのがソニーだ。
今のまま行くと、4年後にはもう過去の人になっているであろう。それくらい消費が早い。アンジェラ・アキとかもう誰も覚えてないし。
果たしてどこまで売れるのか、売れ続けられるのか。今後に期待。
追記:2020年紅白出場。不安は杞憂に終わりそう。
5〜2位
今年の音楽シーンの定番ゾーン
ずっと真夜中でいいのに。
正体が謎に包まれた存在
と、巷では噂になっているが、筆者は昔、ボーカルACAねの中の人のアカウントを見たことがある(恐らく今は削除済み)。普通に“あかね”って名前だった。東京周辺のライブハウスやらで活動していたらしい。1stシークレットライブで使った某ハコはつまりそういうことなんだろう。
そこからどういう訳か中小ボカロP&絵師の目に留まり、「中心人物と編曲者、絵師ら複数人が創りあげるプロジェクト」という、supercellより受け継がれしボカロ界隈の大昔からの常套手段を使い、1st MV「秒針を噛む」を投稿。(ちなみに一部作曲と編曲は「命ばっかり」のぬゆり。筆者的にはぬゆり氏は「最後の実力派P」だと思う。この人以降のボカロは聴いてない。)
Eveや神僕、バルーンらが温めた「ボカロ系J-POP」界隈で火が付くのはそう難くなかった。
あっという間に再生回数は伸び、そしてあっという間にユニバーサルミュージックからメジャーデビューが決定。
それだけでも凄いことだが、注目すべきはそこではない。
今まで世に放った曲全てがタイプの違う曲なのだ。
ボカロ界隈で顕著なのが「全部同じ曲に聴こえる」現象。
ボカロシーン火付け役となったwowakaの曲からしてそんな感じであり、それに倣って後に続いた有名ボカロP達は「作るジャンルを統一化」することで自身をブランド化し、有名になろうとした人が多かった。(例:れるりりの「脳漿炸裂ガール」シリーズ、ナユタン星人の「宇宙人シリーズ(?)」など)
そんな中、彗星の如く現れた「ずとまよ」は、音楽性も歌詞の世界観も一線を画していた。
ボカロとシンガーソングライターの曲を比較するのもナンセンスではあるが、彼女が頭一つ抜けた理由はそこにある。
例えばEveであったり、きっとボーカルがまふまふでギターはNeruがやってるであろう「神様、僕は気づいてしまった」は、歌詞やメロディーに一種の「厨二臭さ」を感じる。それが良さでもあるけど。
対してずとまよは「陰鬱さを孕んだ文学系J-POP」で留まってるというか。
曲に隠したメッセージを独自の言語センスでぼかしているところも絶妙なバランス感覚の賜物。
ぼかしておきながらも音と言葉の節々で、全体像が伝わる。
それさえ伝われば後は各々の解釈。
これって地味に革命だと思うんですよ。
Survive Said The Prophet
サバイブセッドザプロフェット。通称サバプロ。
ちなみにボーカルは帰国子女。発音はネイティブと遜色ない。
ジャンル分けをするならば彼らは「ラウドロック」畑なのだが、ただラウドなだけでは終わらないのが彼らの強み。
バラードもミドルテンポも、何もかもで高得点を叩き出してくるのだ。
暴れ散らかす曲、シャウトする曲もありながら、フロア全員でシンガロングできる曲もある。
翻訳歌詞があるのでそちらも動画からチェックしながら見るといいかも。
ジャンルレスにアンサンブルを奏でながらも、曲の世界観はどれも画一されている。
ラウド界で一番スマートなバンドは、間違いなくサバプロだ。
逆に売れない理由がありますか?????
正直なところ、なんでまだ売れようとしないのかがわからない。
MASH A&Rのオーディションで優勝したから、いつでもA-sketch(アミューズ)からメジャーデビューできるし、出ようと思えばいつでもMステ出てるレベルで人気なバンドだし、インディーズで新木場STUDIO COAST埋めるとか訳分からんし。
ムカつくからはよ売れろ。
リクルートのタイアップ付いた新曲も名曲だったし。ほんとはよ売れろ。
サウシーが売れたら救える命もそれなりにあるだろうが。
天才、鬼才、一周回って変態。
もはやなんでもありのバンド。
もう説明とかなしでいいですよね。
とりあえず僕から伝えられることは井口理は超弩級の変人ということだけです。
あのMステは伝説。
追記:紅白出場どころか常田大希の別プロジェクトすらオリコン1位。
華々しい解散まで恐らくあと10年あるかないか。これからどうなる事やら。
はい。ここまで色んなアーティストを紹介してきましたけども、ようやく次がラストです。この記事1日で書き上げたんですけど、なかなかしんどい。思考よりも文字打つ手がしんどい。
1位King Gnu予想で見てた方も多いはず。King Gnuも1位タイみたいな感じです。
↑でサラッと流れてって拍子抜けされた方、ぜひ1位のアーティストも見ていってください。
それでは、栄えある第1位です。
第1位
ヨルシカ
これなんですよね。
他のアーティストも勿論凄いんですけど、ヨルシカの凄いところは「インディーズ、しかも宣伝なし、ノンタイアップ」でMV総再生回数が1億3000万を突破し、アルバムもオリコン5位という快挙を成し遂げたところ。
ボカロPのn-bunaとボーカルsuisによるバンドプロジェクトなのですが、とにかく世界観が文学。
アルバムを通して、どこか小説を読んでいるような感覚に陥る、今では数少ないタイプのアーティスト。
「幸せの文字が¥を含むのはなんでなんでしょうか」とか、普通に生きてたら気付かないフレーズ。
どの曲も失った青春と恋と夏と少しの未来への失望感を描いていて、失くしたものが多い人ほど刺さるアーティストなのではないでしょうか。
追記:無事大ブレイク。影響されたアーティストはかなり多く、ヨルシカ以前と以後で流行りの音楽がかなり変わった。代表曲「だから僕は音楽をやめた」のようなニヒルかつ退廃的な音楽が多くなったと感じる。個人的にヨルシカの魅力はそこじゃないと思っているので複雑な気持ち。これからもシーンの重要なアイコンとして活躍していくことは間違いない。
まとめ
今年はようやく「ロック」が下火になりそうな予感がしてます。そしてあいみょんの影響から、空前の女性シンガーソングライターブームに。
そして、一大ムーブメントを起こした米津玄師から始まる、ボカロ界のJ-POP進出。
ニコニコのコンテンツとしての終焉も相まって、YouTubeから、より多様化した音楽が流れ込んでくるだろう。
ヨルシカ、神僕、ずとまよ、秋山黄色、神山羊、Eve、バルーン、美波、三月のパンタシア…
こうやってランキング書いてますが、絶望的にシーンの流れが読めない、というのが本音でございます。
でもベスト10…少なくとも5のアーティストは全員爆売れする…と信じたい…
それにしても、ベスト60。見つけるまではいいけど紹介するとなるとめちゃくちゃ疲れる。もう二度としない。
お気に入りのアーティストが1つでも見つかったなら幸いです。
それと、僕がチェックしきれてないアーティストもきっとあると思うので、またいいの見つけたら教えてください。もしかしたらブログに書くかもしれない。
こちら前後編と増補版のアーティストを集めたプレイリストです。どうぞ。
youtube.com
後編いいアーティスト多すぎて前編忘れた!!って方、もしくは前編見てない!って方は是非とも前編と増補版もよしなに。
前編はコチラ↓↓
soundlabo.hatenablog.com
増補版↓↓
soundlabo.hatenablog.com
独断と偏見で選ぶ、コレはバズるぞ!なアーティスト2019(前編)
どうも。
やっぱり新年開けて60日くらい経って、書かなきゃいけないなーと思い立ちましたね。ようやく。遅すぎか。
何を隠そう、これはパクリ企画です。
バ○リズムの某企画に疑問を抱いた筆者が、経験と勘に基づき、事務所やレーベルのコネ関係なく、本当にバズりそうなアーティスト50組をランキング形式で挙げていくだけのブログです。
よろしくお願いします。
ルール説明
単に「バズる」と言ってもどこからどこまでが「まだバズってない」のかが曖昧なので、ランキングの基準を設定しようと思います。
①ライブで2,000キャパ以上の会場をソールドアウトさせていない
②オリコンチャート(ウィークリー)で3位以内にランクインしていない
③YouTubeに投稿したMVの再生回数が1作品で最低1000再生以上
④メジャーデビューしている場合、デビューして5年以内
以上の基準を2019年1月1日時点で満たしているアーティストに限ります。
そうですね。結構ガバガバ基準です。
そして順位は完全に個人の主観です。
当てにしないでください。本家もそんなもんです。
※注意
完全に独断と偏見で選ぶのでジャンルが偏ってます。
バンドとシンガーソングライターと少しの異色枠しかいない。
アイドルとか知りたい方はご了承を。
ちなみにアーティスト名をタップすればMVまで飛べます。
文字数の都合上、今回は60位から21位まで。THE中途半端。許せ。
追記:活休、解散したバンドをそのまま紹介するのも酷なので前後編共にその旨を書いた結果、見事に前編のみ活休解散バンドが大量発生しました。悲しいね。
ただ、この中でも輝いてるアーティストは輝いてるし、後編に関しては現在(2021年1月)の音楽シーンの中心に立つアーティストも大勢いるのでぜひ参考にして頂ければ。
(後編はこちら↓↓)
それでは早速。
60〜51位
Alu.
少し残響系の影響を感じる曲調。
後述するQB然り、何故かこういう系統のバンドの女性ボーカルってみんな結構かわいいんですよね。で、MV写りはめちゃくちゃ悪いorなるべく顔写さない。これは言うまでもなく前者です。
追記:2020年に解散しました。
shandy Wz (シャンディワルツ)
数年前、このバンドみたいに「ボーカルの声がBURNOUT SYNDROMESに似てる!売れそう!」って注目されてた人達が居たんですけど、それっきり全く見てないので、shandyにはそうならないで頂きたい。注目株。
ニアフレンズ
TRUST RECORDS所属だが、所謂トラスト系とは少し違い、どちらかというとナインスアポロ系のような飾らないエモさが武器。
QB and planets
滋賀発の女性ボーカルバンド。気を衒った曲も王道も完成度が高い。
未確認フェスティバルのファイナリストだがあまり知名度がない。
今聴いたら後々古参ぶれるかもよ。
追記:2020年3月に解散しました
the cibo(シボ)
王道中の王道。エモエモの激情系。
全国流通したてほやほや。青田買いするなら今。
the quiet room
MVの滝口ひかりが可愛いという事実だけで100回は見る価値ある。しゅきぴ。
あいくれ
唯一無二の声ってこういうこと言うんですよ。
癖強いのに聞きやすい。そして曲もいい。
追記:現在活動休止中
grumble grumble
普通のバンドなのにあえてボカロ畑みたいな売り出し方をする勇気、僕はアリだと思います。
This is LAST
Twitterの使い方ならインディーズ1だと思う。
直接的すぎる歌詞さえどうにかなれば売れる。
50〜41位
SIX LOUNGE
正直今頃Zepp余裕で埋めてると思ってた。ハルカミライに越されるとは。
メジャーデビューで失速していい輩じゃねえ。ラウンジはいいぞ。
CRAWLICK
売れなさすぎて数年間迷走を続けていたが、ようやくこの曲で進むべき方向を見出した気がする。今こそ日の目を見てほしい。
追記:解散しました
The Cheserasera
曲がいいのに絶望的に売れない。(メジャー行ったのが失敗だった)
インディーズに戻り、極貧生活を送る中で生まれたのがこの曲。
決して音源の録音環境も良くないし、MVもiPhoneで一発録り。
だが、最後の悪あがきで放ったツイートが
メジャー辞めて給料も遠征費も無くてそれでもダサくなりたくなくて、毎日バイトしてももう借金まみれで普通なら諦める所まで来たけど、遂に人を入れず自分でMV作りました。撮影編集全部iPhoneです。まだこんなにやる気で往生際の悪いバンドThe Cheseraseraを何卒。https://t.co/n3tsioZDT7 pic.twitter.com/coto8RlcU0
— 宍戸 翼 (@tsubasashishido) 2018年3月4日
伸びた。
このツイートが功を奏し、MVは自身最大の伸びを見せた。
ここからバンドを取り巻く環境は好転してゆき…
2019年7月、3年振り2度目の渋谷WWWワンマンが決定。
有り余るほどの苦難を経ても、絶対に消えない音を奏でるスリーピース。
ケセラセラをよろしくどうぞ。
the satellites
「生きる」を叫ぶバンド。
売れる売れない以前に、一言で片付けられない素晴らしさを持ったバンドである事は伝えておきたい。
今もまだシーンにぽっかりと空いたShout it Outの穴は、彼らが埋めてくれると信じている。
アイビーカラー
何かのコンテストの予選でチェックした時「ドラマストアと似たような売れ方しそうだなー」とぼんやり思ってたらその通りになってわろてる。
ただ瞬間風速だけで言えばこちらが上手。これからの動向に期待。
Track's
ただのめちゃくちゃ良質なメロコアバンド。
特筆すべきは、メンバーがまだ20歳ということ。
大人になりたてでこのクオリティ。今後に期待しかない。
Bamboo
笑ってコラえてに出演して話題に。
ただのインディーズバンドがゴールデンのバラエティに出たりMVをフカツマサカズに担当させたりできるわけがないので、きっと大手レーベルや事務所が既にバックアップしている。僕の予想だとソニーあたり。
いきものがかりみたいな売り出し方をしたいのだろうが、彼らの熱量はもっと熱いぞ。
爆売れしてちなみちゃんとお父さんが笑顔になりますよう。
時速36km
ロックンロールはまだ終わってない。
正直、このバンドが今この時代に存在する奇跡を文章だけで伝えるには僕の文章力が足りない。
インディーズバンドが好きな人は是が非でも聴いてくれ。
わかったつもりの奴らに少しでもこの曲が刺さってほしいと願う。
tonetone
曲も歌詞も一級品。
ポップという殻に包んでふんわりと悲しさを伝えられるのって才能だと思う。
もし僕がバンドマンだったら、こんな歌詞を書くのに命を懸けたい。
声は人を選びそうだが、それも気にならなくなるくらい他のポテンシャルが高い。
5月に全国流通が決定。大躍進の予感。
追記:2019年11月に解散しました
ドラマストア
いつになったらメジャーデビューするんだよランキング堂々の1位。
前作「swallowtail」リリースツアー中、ボーカルの体調不良、扁桃炎が続き、以後約半年間ろくにライブ活動ができなかった不運な彼ら。
そこでの損失は3ヶ月連続会場限定シングルと3枚購入特典でまかなえたのだろうか。そもそもそんな事する時点で結構金銭面ヤバそうな気がする。
今春、初のフルアルバム「DRAMA STORE」をリリース予定。
なんとしてでも売れて欲しい。
40〜31位
アメノイロ。
広島発スリーピースギターロックバンド。
別バンド「atelier room」と関係が深く、スプリットツアーしたりMVの世界観に絡みを持たせたりなどしている。atelierが王道かつ直接的な歌詞が特徴なのに対して、こちらでは抽象的な歌詞と計算された編曲を武器とした世界観を展開している。
恐らく最初に売れるのはatelier。でも後々評価されるのはアメノイロ。
そんな気がする。
Plot Scraps
無機質。ただただ無機質。透明感の塊。
ほっといても売れそう。
the cabsや初期の雨のパレードが好きな人も、ポップバンドが好きな人にも刺さりそう。
ユアネス
絵に書いたようなイケボ。
1stミニアルバムで残響系の影響をバリバリ受けた曲たちを世に出しておきながら、2ndでは王道に立ち返るという戦略。しかも成功しちゃってるから凄い。
最近上京したそう。売れるんでしょうか。
lical
バッキバキの演奏陣。当たり前のように入る変拍子。
厨二チックな歌詞。ボーカルから漂う半端じゃないメンヘラ感。
ヤベェ要素全部盛り。
追記:2020年解散。これからだったのに…
postman
世間の女がこのボーカルを放っておくわけがない。
イケメンでスタイルも良くて甘い声してて…
ダメだ、書いてたら虚しくなってくる。やめとこ。
(dot)any.
一聴でわかるミスチルフォロワー感。
ボーカルは前バンドでRO JACK入賞経験アリ、ギターはプロのコンポーザー(GReeeeNの曲を演奏してたりするらしい)、ドラムはHoneyWorksの人。(ちなみに以前脱退したベースはずっと真夜中でいいのに。でベース弾いてた)
音楽詳しくない人でもそれなりにヤバいという事はわかって頂けただろうか。
全方位へのコネがすごいので売れなくても売れます。間違いない。
追記:ベースとギターが脱退しました
Kitri
姉妹ピアノ連弾ボーカルユニットとかいう一見よく分からない括り。
ラジオでこの曲がかかってて気になった人も多いはず。
いざ聴いてみると編曲がカオス。
ピアノだけで弾いた「羅針鳥 ーnakedー」なるものがEPに入ってますのでそちらも。
ストリーミングで聴けます。
個人的にはnakedの方が好きでした。
花譜
3Dモデルを使いYouTubeに投稿するという、歌い手の新しいフォーマット。
現役中学生(もうすぐ高校生)でこれだけの人を虜にできる凄み。
オリジナル曲は今のところ全て「命に嫌われている。」で有名のカンザキイオリが作詞作曲しているが、個人的にはn-bunaとコラボしてほしい。
あのメロディアスな退廃感とこの声は確実にマッチする。
Cö shu Nie(コシュニエ)
ありがとう石田スイ。
東京喰種タイアップのおかげでまさかまさかのメジャーデビュー。
残響世代最後の砦。
オレンジスパイニクラブ
初MVでこのクオリティってかなりの破壊力ですよ?
今まで畑を耕していたハンブレッダーズやSUNNY CAR WASHを一瞬で蹴落としてスターダムへ駆け登るくらいの力は秘めてると思います。
そしてメジャーデビュー後はback numberの後釜として活躍しそう。なんとなく顔似てるしね。
30〜21位
Half time Old
人生しか歌わないバンド。
とにかく熱い。そしてボーカルとベースがイケメン。
ドラムはなんかすごい。そこだけマイヘアと被る。
UMEILO
失恋に飢えたJKのおもちゃシリーズ第n弾。
パッと見バンド名がUNIQLOに見える。
蓋を開けて見れば本当にUNIQLOで売ってそうな音楽性。
そんな感じ。悪い意味じゃなく。
そんな感じ。
追記:2020年解散
ネクライトーキー
へへいへーい。ボカロP石風呂が送るポップンロック。
今んとこへヘイヘーイ以降鳴かず飛ばずなのでどうにかしてトントントンとヒット作飛ばしてワンモアへヘイヘーイできる事を願ってます。オーイェーアハーン。
Hump Back
ガールズロックバンドで一番勢いがある人達。
一歩間違えたら時代遅れになりそうな骨太ロックを女性3ピースでやろうとする勇気。
フロアが湧く夜に、ロックンロールは蘇る。
レルエ
ありそうでなかったこの感じ。
サカナクションでもなければフレデリックでもない。
どこか懐かしい新感覚。
初のワンマンライブをツアーで行い、キャパ700のWWW Xを埋めてしまうほどの実力派。
AIRFLIP
エモパンクシーン台風の目。
ボーカルの声と音楽性の相性がベストすぎる。
全国流通直後にも関わらずメジャーレーベルから引く手数多。
チェックしておいて損は無し。
サイダーガール
もっと売れると思ってた枠その2。
元歌い手、甘い声が武器のボーカルゆりんと、元ボカロPのギター知によるポップな楽曲が全国のJKを虜に…すると思っていた。
やっぱアーティストは顔出さないと売れないですね。(神僕を除く)
でもなんだかんだ今年の春にZepp Divercityワンマンが決まってるらしいのでこれからに期待。
FOMARE
正直、一発屋だと思ってました。
一発の勢いを殺すことなく、むしろ増長させて、12月には駆け出しバンドの登竜門、O-EASTを初ワンマンにしてソールドアウトさせるという壊れっぷり。
初めてのワンマンで1200人を前にするってちょっと想像できない。
しかもカーテンの隙間に光が灯ってた頃とは見違えるほどギターの音色が良くなってる。何があった。
欠点が無くなってしまったのでまあ売れるでしょう。そろそろメジャーデビューかな。
追記:2020年メジャーデビュー
Halo at 四畳半
そろそろ売れてもよくないか???
去年の末にメジャーデビューして、初めて出したフルアルバム、swanflight。
オリコンで見たら2000枚も売れてなかった。嘘だろオイ。
ただ、嬉しいことにライブは好調の模様で、赤ブリをソールドアウトさせて、今夏Zepp Divercityでワンマンやります。
いずれハロに関する記事も書きますので、そちらもチェックして頂けたら嬉しいです。
追記:2021年をもって活動休止。こんな悲しい事ない。
Ivy to Fraudulent Game
こっちはそろそろ売れそうな気がしてるんだ。根拠は無い。
去年Zeppワンマンを決行したものの、思ったような集客には至らず。(そもそもZepp前後約1年音源リリースしなかったのが失策だったと思うんですけど)
そこから心機一転、ドラムが全楽曲を作詞作曲していたが、ボーカルの作った曲も収録する事に。
そして、以前は陰鬱な雰囲気を漂う楽曲が主だったのに対し、新作「Memento Mori」収録曲は全て仄かに希望のベクトルを向いていて、しかも名曲揃い。
今んとこ私的名盤ランキング2019シングル部門1位タイです。
興味ない人も聴いてくれ。アイビートゥーフロウジュレントゲームです。
まとめ
ざっと40バンドほど紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
今回選んだ60〜21位のアーティストは、「このまま行けば今より売れるし、上手く行けば爆発的に伸びる」と判断した方々だったんですけれども。
このブログを見てくれた皆様に少しでも響く音があったなら嬉しいです。
次回は20〜1位。「インディーズなら5年以内にメジャーデビュー、メジャーアーティストなら高確率でMステに出る」レベルのアーティストが勢揃いなのでお見逃しなく。むしろ次が本編。
ってな訳で、今回はこれにて終了。
色々聴きすぎて疲れた方は、後編も見て限界を超えて頂ければと思います。
沼があなたを手招いてますよ。ほら。
後編はコチラ↓↓
soundlabo.hatenablog.com